大阪公立大、ロボットの入退室管理にPhotosynthのシステム活用
今回は「大阪公立大、ロボットの入退室管理にPhotosynthのシステム活用」についてご紹介します。
関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
大阪公立大学は、2025年2月に竣工した「イノベーションアカデミースマートエネルギー棟」での「スマートビルOS」の実証実験に「Akerun入退室管理システム」(Akerun)を活用する。提供元のPhotosynthが発表した。
Akerunとロボットを連携させ、施設内のロボットによる清掃や荷物運搬時の入退室管理を行うことで、施設の省人化と安全な環境の両立を目指す。
イノベーションアカデミースマートエネルギー棟は、スマートエネルギー分野におけるネットゼロエネルギービル(ZEB)化や、スマートビルの社会実装に向けた研究開発を進める産学官民連携施設だ。企業との共創やスタートアップの創出を目指す。
同施設では、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業の一環として、建物内の設備やシステムのデータを収集・連携するスマートビルOSの開発に取り組んでいる。省人化のため、2台のロボットが清掃や荷物運搬に活用される予定だ。
実証実験では、複数あるセキュリティエリアへのロボットの入退室をスマートビルOSで制御する必要があり、連携可能なAPIを提供する入退室管理システムとしてAkerunが採用された。
AkerunとスマートビルOSを連携することで、ロボットのセキュリティエリアへの入退室制御による施設管理の省人化が期待される。施設利用者とロボットの入退室管理による安全な施設環境も実現するという。