「やっぱりステーキ」約80店舗に「MEET」導入–リピーター拡大へ

今回は「「やっぱりステーキ」約80店舗に「MEET」導入–リピーター拡大へ」についてご紹介します。

関連ワード (マーケティング等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 ディーズプランニングが運営するステーキチェーン「やっぱりステーキ」は、約80店舗に、近距離無線通信技術(NFC)を活用した次世代コミュニケーションサービス「MEET」を導入した。その結果、LINE公式アカウントのフォロワーのうち、約82%という高い割合の来店者がMEET経由で来店ポイントを獲得した。サービスを提供するミートが4月4日に発表した。

 MEETは、ミートが独自で開発した、NFCを活用したコミュニケーションサービス。スマートフォンをかざすだけで、ウェブサイトやアプリなどの情報にアクセスできる。法人向け、個人向けに多様な製品があり、営業活動のデジタルトランスフォーメーション(DX)や店舗・イベントでの利用など、さまざまな用途で活用されている。

 やっぱりステーキは、リピーター拡大のため、全店舗で共通のLINE公式アカウントを開設。しかし、従来の二次元コードを利用したポイント付与では、読み取りにくさや不正利用のリスクなどが課題だった。

 これらの課題を解決するため、やっぱりステーキは、NFCを活用したMEETを導入した。MEETは、スマートフォンをかざすだけでポイントが付与されるため、顧客はスムーズにポイントを獲得できる。また、MEETの「シェアブロック機能」により、来店者のみがポイントを獲得できる仕組みを実現し、不正利用を防止する。

 2024年7月のMEET導入以降、LINE公式アカウントの友だち登録者は半年で6万人増加し、そのうち約5万人がMEET経由で来店ポイントを獲得した。これは、友だち登録者の約82%という高い割合にあたる。

 MEETを活用した新ポイント制度は、顧客の来店頻度に応じてランクが上がる仕組みで、ランクに応じて特典を取得できる。やっぱりステーキは今後、MEETを各テーブルに設置し、顧客がより気軽にキャンペーンに参加できる環境を整える計画だ。

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