「Devin 2.0」登場。Web版VSCodeの統合、アーキテクチャ図を含むドキュメントの生成など新機能、20ドルから利用可能に

今回は「「Devin 2.0」登場。Web版VSCodeの統合、アーキテクチャ図を含むドキュメントの生成など新機能、20ドルから利用可能に」についてご紹介します。

関連ワード (利用、対話的、開発体験等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


Cognitionは自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」の新バージョン「Devin 2.0」の正式リリースを発表しました。

Devin 2.0では同社が「Agent Native IDE」と呼ぶ新機能として、Web版のVisual Studio Codeとの統合が行われています。

Devin 2.0

これはWebブラウザで立ち上げたDevinの環境の中で、Devinが操作しているコードをWeb版Visual Studio Codeでそのまま参照し、必要に応じてユーザーが介入してコードを編集できる、というものです。

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これにより、Devinでの開発体験がよりよいものになることが期待されます。

対話的な実装計画モード

新しく搭載された「Interactive Planning Mode」では、複雑なタスクに対してDevinが立てた実装計画がステップごとに示され、そのときに変更されるコードの場所を示すリンクが表示されます。

ユーザーはこのリンクをクリックすることで、ステップ毎にどのようなコードの変更が行われるかを事前に知ることができます。

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コードに関する質問に答えてくれる「Devin Search」

Devin Searchは、対象となるコードに関する質問に答えてくれる機能です。デモでは、「How do we handle Japanese inputs when submitting input boxes?」(日本語は入力欄でどのように扱われているか?)という質問に対して、コード内で日本語が扱われている部分とその説明が表示されています。

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さらにDeep Search機能を用いてコード内で該当すべき箇所の全てをリストアップし、適切に日本語が扱われていない部分を修正する、といったことも行われました。

アーキテクチャ図を含むドキュメントも生成

Devin Wikiでは、コードを解析した上でアーキテクチャ図を含むドキュメントを自動的に生成してくれます。

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開発メンバーの共通のドキュメントとしての利用や、プロジェクトの途中から参加するITエンジニアや関連する別プロジェクトのプログラマにコードの概要を把握してもらう、などの用途に使えるでしょう。

最低20ドルからの従量課金も登場

料金プランは従来の月額500ドルのTeamsプランに加えて、20ドルからの従量課金性となるCoreプランが登場しました(料金表)。

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機能面でのTeamsプランとの違いはDevin APIが利用できないこと、同時セッション数が最大10まで(Teamsプランは無制限)であることの2点です。

Introducing Devin 2.0: a new agent-native IDE experience.

Generally available today starting at $20. pic.twitter.com/0DWrVwmpJn

— Cognition (@cognition_labs) April 3, 2025

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