TIS、「Microsoft Entra」製品の導入をサポート–最適なゼロトラスト環境を構築
今回は「TIS、「Microsoft Entra」製品の導入をサポート–最適なゼロトラスト環境を構築」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
TISは4月7日、「Microsoft Entra Internet Access」と「Microsoft Entra Private Access」の導入を支援する「ゼロトラストネットワーク導入サービスfor Microsoft Entra」を提供すると発表した。
Microsoft Entra Internet Accessは、ID中心のセキュリティで保護されたセキュアウェブゲートウェイ(SWG)を使用し、非準拠コンテンツから組織を保護しながら全てのインターネットやSaaSとリソースへのアクセスを保護する。Microsoft Entra Private Accessは、どこにいても非公開の企業リソースへのアクセスを保護する。
Microsoftは、2024年7月からクラウド/オンプレミス環境におけるユーザーアクセスを実現するMicrosoft Entra Internet AccessとMicrosoft Entra Private Accessを提供したが、導入を包括的に支援するサービスが市場には少ないという。TISは企業のゼロトラストネットワークの導入を実現するため、ゼロトラストネットワーク導入サービスfor Microsoft Entraの提供を開始した。
同サービスは、Microsoft Entra Private AccessとMicrosoft Entra Internet Accessの導入を検討している企業向けに、導入から運用までを包括的に支援する。既存の「Microsoft 365」環境や「Microsoft Entra ID」と統合し、最小限のコストでネットワークを安全に利用できるようにする。また、条件付アクセスポリシーの設計と設定、グループ管理、アクセス制御の最適化を支援し、企業に最適なゼロトラスト環境の展開をサポートする。
加えて、「Microsoft 365 E3」 または「Microsoft 365 E5」の利用企業であれば、既存ライセンスの活用により追加コストを抑えた導入ができる。クラウドベースのサービスのため、従来のVPNやオンプレミスのセキュリティツールの運用コスト削減に寄与できるという。
また、ユーザーやデバイスの信頼性を常時検証し、内外の脅威を防御することでセキュリティを強化。IDベースによるアクセス管理と、エンドポイントの一元管理によるセキュリティオペレーションセンター(SOC)やネットワークオペレーションセンター(NOC)の連携運用をTISが提供するため、企業側の運用負担を大幅に削減できるとしている。