CES 2023に登場した興味深いロボットたち
今回は「CES 2023に登場した興味深いロボットたち」についてご紹介します。
関連ワード (オフトピック等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
ネバダ州ラスベガスで年初に開催されるテクノロジーイベントの「CES」は毎回、大手テクノロジー企業がテレビやノートPC、スマート機器といった新製品を紹介することで有名だが、ロボットが話題をさらってしまう場合もしばしばある。ロボットといっても、かわいらしいペットロボットから、風変わりなロボット、そして極めて有用なロボットに至るまでさまざまだが、ここではわれわれの興味を引いたものを取り上げたい。
CESでは毎年、LGやサムスンといった大企業だけでなく、小規模な新興企業が最先端のロボティクス技術を披露している。本記事では「CES 2023」でデビューを果たした興味深いロボットの数々を紹介していく。
ロボットは「Roomba」や、Amazonの実験的取り組みである「Astro」などのおかげで、多くの人々の日常生活に浸透するまでになってきている。とは言うものの、CESはそういったテクノロジーが目指す未来の姿を垣間見せてくれる。われわれが初めてコンパニオンロボットや、不気味なまでに人間に似せたロボットを目にしたのはCESであり、今回のイベントでもその期待は裏切られないはずだ。
米CNETの記者たちがラスベガスに集結したのは2020年以来のことで、会場では多くのロボットに出会うことができた。過去のイベントでは、ピザを焼いてくれるロボットや、卓球の相手をしてくれるロボットもいた。
それではCES 2023で見かけたロボットのうち、最高の、そして最も興味深いものの数々を紹介する。
「Dog-E」は単なるロボット犬ではない。音、光、性格の組み合わせが100万通り以上あり、自分だけのパーソナリティーを持たせられる。子供が犬を欲しがっているが、そのための時間やスペースがない場合、この79.99ドル(約1万1000円)の玩具は最適な解決策になるかもしれない。
「Aeo」は介助、特に医療や福祉の現場での手助けを実行するロボットだ。Aeoは力強さと優しさをあわせ持っており、薬品や電子機器といった取り扱いの難しいものを扱いながら、力仕事もこなすことができる。
米CNETのシニアレポーターBree FowlerはCESの会場で、芸を仕込める子犬ロボット「Pyxel」と出会った。Pyxelは8才以上の子どもを対象とした玩具であり、お座りや、おしゃべり、お手といったいくつかの芸を教え込むことが可能になっている。また、Pyxelは走り回ったり、体の一部をさまざまな色で光らせることもできる。