ライオン、対話型生成AIを国内従業員向けに公開–企画資料の作成などに活用
今回は「ライオン、対話型生成AIを国内従業員向けに公開–企画資料の作成などに活用」についてご紹介します。
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ライオンは6月1日、日本マイクロソフト株式会社が提供する「Azure OpenAI Service」を活用した対話型生成AI「LION AI Chat Powered by ChatGPT API」を自社開発したと発表。5月22日に同社グループの国内従業員約5000人に向けて公開した。
LION AI Chatは、社内環境からのみアクセスでき、従業員は安心・安全に業務へ活用できるとのこと。企画資料の作成サポートや、専門用語を理解しやすい一般的な言葉に翻訳することで社内外コミュニケーションを円滑にするなど、さまざまな場面での業務効率化を図っていく。
公開に当たっては、対話型AIに興味関心の高い従業員を募り、具体的な業務への活用アイデアを出し合うワークショップを実施した。デジタル意識の高い従業員が先行して活用事例を示すことで、LION AI Chatを有効活用できる人材の育成を進める。
今後は業務効率化だけでなく、新しい価値を創造する事業を生み出すためにも最新のデジタル技術を積極的に活用するとともに、会社全体のデジタル変革(DX)を推進していくとしている。