富士通、Palantirと戦略的連携強化–AIとデータ統合機能を「Fujitsu Uvance」へ組み込む
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富士通とPalantir Technologies Japan(Palantir Japan)は、社会課題の解決とビジネス変革の加速に向け、米国本社Palantir Technologiesを含めた戦略的なグローバルパートナーシップの発展に向けた契約を締結した。
富士通は今後、日本企業として唯一のStrategic Alliance Partnerとして、日本市場に加え北米・欧州・APAC(アジア太平洋)へ事業領域を拡大する。
加えて、富士通はPalantirのAIとデータ統合機能を、社会課題解決に向けたソリューション「Fujitsu Uvance」のデータ基盤として組み込み、国内では2023年度内、グローバルには2024年度にサービスを提供開始する。
同サービスでは、組織や企業間で分断されたプロセスやデータを連携して活用することで、クロスインダストリーの協力を活性化させる。これにより、画期的な解決策やインサイト(洞察)を導き出すことが期待される。まずは社会課題の解決、ビジネス変革に貢献するESG(環境・社会・ガバナンス)経営やSCM(サプライチェーン管理)領域のサービスを提供し、順次対象領域を拡大する。
Fujitsu Uvanceには、複数のシステムに分散した大規模データを統合管理する「Palantir Foundry」とAIを活用する「Palantir AIP」を組み込む。
Palantir Foundryは、組織内のデータ、アナリティクス、オペレーションを接続し、さまざまなソフトウェアシステムとも連携する相互運用性の高い基盤。Palantir AIPは、セキュリティを確保した顧客のプライベートネットワークで大規模言語モデル(LLM)や他のAIを安全に最大限活用するというソフトウェア基盤。