AOSデータ、スポーツデータをAI学習用のデータコマースプラットフォームに公開
今回は「AOSデータ、スポーツデータをAI学習用のデータコマースプラットフォームに公開」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
AOSデータは、自社が運営するAI学習用データコマースプラットフォーム「DataMart.jp」に、スポーツオープンデータを公開したと発表した。
DataMart.jpは、企業間のデータ売買のマーケットプレイスであり、企業データが資産として売買されるDXを推進するプラットフォーム。ビッグデータ、オープンデータなどを蓄積し、AI学習用データの加工を支援する。
対象となるデータは、位置データ、財務データ、eコマースデータ、会社データ、企業統計データ、技術データなど。登録情報や希望条件にマッチするデータセットを優先して表示する機能や、データセット提供者と直接コンタクトし、データに関する質問などスピーディーに進める機能を搭載している。
データ販売者は、自社で蓄積したデータをマネタイズし、更新データの提供などを通して継続的なロイヤリティーを獲得できる。また利用者は、必要なデータを効率的に入手でき、購入後すぐに活用できるよう加工された高付加価値データを自社のAIに効果的な学習用データとして利用できる。
同社ではスポーツデータについて、技術や法律面、社会的影響、教育および文化、政策関連、研究開発、市場調査など多岐にわたる分野があるとしている。
今回公開したスポーツ関連オープンデータの活用メリットについて、同社では、「公的健康データに基づくプログラム開発」や「地域スポーツ施設の最適化」「教育プログラムへのフィードバックの統合」「スポーツによる観光促進の分析」などを挙げている。
例えば公的健康データに基づくプログラム開発では、国民健康・栄養調査データ、運動習慣、慢性疾患率などのデータを利用し、健康意識の高いプログラムの提案や、参加者の健康改善、医療費削減などの効果が期待できるとしている。