徳島県鳴門市、対話を数値化する「Hylable Discussion」を小・中学校に導入

今回は「徳島県鳴門市、対話を数値化する「Hylable Discussion」を小・中学校に導入」についてご紹介します。

関連ワード (「GIGAスクール構想」で進化する教育現場、CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 徳島県鳴門市内の小・中学校および鳴門市教育委員会は、対面の話し合いを可視化する「Hylable Discussion」とウェブ会議の可視化サービス「Hylable」を導入した。同サービスを提供するハイラブルが発表した。

 これらのサービスは、国語、道徳、体育、探究的な学びなど、多様な科目のグループワークを支援する。児童・生徒の新たな特徴発見、メタ認知能力向上、授業プログラム改善に活用され、これまでに7万人以上の話し合いを分析してきたという。

 導入校は、点数化できない話し合いの評価が課題だったが、同サービスにより、データに基づいた客観的な評価と支援が可能になったと評価している。

 Hylable Discussionは、たまご型レコーダーでグループワークなどの対面話し合いを録音し、発話量や対話をグラフで自動的に可視化するクラウドサービス。複数のグループが同時に話し合っていても、誰がいつ話したかを聞き分け、可視化できる。

 Hylableは、専用のウェブ会議システムを使用し、参加者の発話量や変化、やり取りの量などをリアルタイムにグラフ表示する。ウェブ会議画面上で可視化されるため、即座に行動変容ができる。また、すべてのルームの様子を外部からグラフで一覧できるため、教員はデータに基づいて最適なタイミングで介入できるという。

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