クラウドインフラ市場で上位3社(AWS、Azure、Google Cloud)以外の合計シェアは40%以下。Canalysが2024年第2四半期の調査結果を発表
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調査会社のCanalysは、2024年第2四半期におけるグローバルなクラウドインフラ市場に関する調査結果を発表しました。
同社はIaaSとベアメタル、プラットフォームサービスを総合してクラウドインフラ市場としています。
市場規模は1年前から19%成長して782億ドル(1ドル150円換算で11兆7300億円)。シェアトップはAWSで33%、2位はMicrosoft Azureで20%、3位はGoogle Cloudで10%。3社合計で市場の63%を占めており、4位以下は合計で40%を下回る37%となっています。
2年前の2022年第1四半期には4位以下の合計シェアは41%あったため、上位3社による市場の寡占はここ数年の一貫した傾向であることは明らかだと同社は説明しています。
そして現在のクラウドインフラ市場はAI関連製品のニーズが成長を後押ししており、AWS、Microsoft Azure、Google CloudはいずれもAI関連サービスへの大きな投資を行っていることから、今後上位3社の寡占はさらに進むことは確実といえるでしょう。
クラウドインフラの市場調査はSynergy Research Groupも発表しており、今回のCanalysの調査結果はSynergy Research Groupの発表とほぼ同様の結果となっています。
- グローバルのクラウドインフラ市場シェア。AWSが堅く30%台を維持、オラクルがついにIBMを上回る。2024年第2四半期、Synergy Researchの調査結果