ソフトバンク子会社STATION Ai、オープンイノベーション拠点を名古屋市に開業
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ソフトバンクの子会社であるSTATION Aiは10月1日、名古屋市に地上7階建てのオープンイノベーション拠点「STATION Ai」を開業した。ソフトバンクとSTATION Aiが発表した。同拠点を通して、スタートアップの創出/育成支援を図る。
STATION Aiは、拠点の施工段階からスタートアップの技術を積極的に活用。設備の配管をデジタルツインで3Dモデル化し、配筋・配管検査にかかるコストを抑制した。加えて、会員が利用できるフィットネスジムに防犯カメラ活用のAI画像解析ソリューションを導入し、無人化による運営コスト削減を実現した。
同拠点では、IoT、AI、データ利活用技術を活用し、施設内の混雑状況の可視化など、利用者の利便性を追求している。施設全体でロボットの実証実験を行える設計を採用しており、スロープで各フロアがつながる開放的な構造となっている。
会員専用のオフィススペース、イベントスペース、宿泊施設、飲食店など、スタートアップの活動に必要な設備が充実している。会員専用のオフィススペースは、コワーキング席、固定席、個室席の3種類から選択可能。一般開放ゾーンには、飲食店やイベントスペース、宿泊施設などがあり、誰でも利用できる。愛知県にゆかりのある創業者の功績を展示する「あいち創業館」も併設されている。
同拠点では、国内外の企業とのネットワークを生かし、企業やスタートアップの誘致を行う。ソフトバンクの社内起業制度やスタートアップ支援で培ったノウハウを基に、新規事業創出に向けた育成プログラムの提供や起業後のメンタリングなど、多岐にわたるサポートを提供する。愛知県や協力企業と連携し、グローバルなスタートアップエコシステムの構築を目指す。