オラクルの第3四半期決算、利益は予想下回る–投資関連が影響
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Oracleは米国時間3月10日、2022会計年度第3四半期決算(2月28日締め)決算を発表した。売上高はアナリストの予想に沿ったものとなったが、利益は2件の投資による損失が原因でコンセンサスを下回った。
最高経営責任者(CEO)Safra Catz氏は、「売上高は固定通貨換算ベースで7%以上成長した。クラウドへの移行を開始して以来、既存事業の四半期売上高の成長率で過去最高となった」と述べている。
さらにCatz氏は、次のように述べた。
最高技術責任者(CTO)兼会長のLarry Ellison氏は、同社が第3四半期に、「オープンソースデータベース『MySQL HeatWave』のマルチクラウド版の開発を完了した」と述べた。
Ellison氏は、次のようにコメントした。
第3四半期の売上高は前年同期比4%増の105億ドル、1株当たり利益は1.13ドルだった。
アナリストは売上高を105億ドル、1株当たり利益を1.18ドルと予想していた。
同社は新興企業2社への投資で損失が出たと説明した。
クラウド(IaaSとSaaS)の総売上高は24%増の28億ドルだった。Fusion ERP Cloudの売上高は33%増、NetSuite ERP Cloudは27%増だった。