コンテナをサーバレスで実行する「Azure Container Apps」が正式サービスとして提供開始
今回は「コンテナをサーバレスで実行する「Azure Container Apps」が正式サービスとして提供開始」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
マイクロソフトはコンテナをサーバレスで実行する新サービス「Azure Container Apps」の正式サービスとしての提供開始を発表しました。
Azure Container Apps is now generally available! You can learn more from our announcement: https://t.co/HvFxpRCmON. We can't wait to see the serverless apps and microservices you will build! #MSBuild
— Azure Container Apps (@AzContainerApp) May 24, 2022
Azure Container Appsは昨年11月のイベント「Microsoft Ignite 2021」で発表されたサービスで、コンテナとしてパッケージングされたアプリケーションを、HTTPリクエストやストレージキューのメッセージなどさまざまなイベントをトリガーにして実行します。アプリケーションは負荷に応じてスケールし、イベントがなくなればインスタンス数はゼロになる、いわゆるサーバレスな実行環境を実現するサービスです。
他社のクラウドでは、Google CloudのCloud Runや、AWSのApp Runnerなどに相当すると考えられます。
Azure Container Appsの特徴は、Kubernetesのマネージドサービス環境であるAzure Kubernetes ServiceとプロキシのEnvoyの上に、Kubernetes上でサーバレス基盤を構築するフレームワークであるKEDA(Kubernetes Event Driven Autoscaling)と分散アプリケーションのためのフレームワークであるDapr(Distributed Application Runtime)などのオープンソースを用いて構築されているところです。
他社のクラウドサービスと比較して後発のコンテナ向けサーバレス基盤としては、こうしたオープンさを差別化要因としてアピールする狙いがあると見られます。