京王百貨店、オンライン接客で購買意欲を促進–LINEミニアプリに新機能を搭載
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アプリ開発会社のアイリッジは、京王百貨店が提供するLINEミニアプリ「Keio BEAUTY」のオンライン接客機能を開発支援した。アイリッジが6月20日に発表した。
オンライン接客機能は、百貨店担当者や化粧品ブランドの美容部員の接客をチャットやビデオ通話で受けられるアプリ会員限定サービス。新機能搭載の背景にあるのは、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に利用者が増加したネットショッピングだ。
百貨店の化粧品売場で取り扱うデパートコスメは、店頭で美容部員のアドバイスを受けながら選ぶ購入方法が定番だ。需要が高まるネットショッピングでも同様のサービスを行うため、Keio BEAUTYは4月から、商品や店頭イベントの予約ができる「オンライン予約機能」を搭載。さらに今回、チャットやビデオ電話で行うオンライン接客機能をアプリ会員限定サービスとして搭載した。
Keio BEAUTYは、京王パスポートカード会員向けに、デジタル会員証やアプリ会員限定サービスなどを提供するLINEミニアプリ。初期開発の段階では、会員証機能を持つLINEミニアプリの開発を低コスト・短納期で実現するアイリッジの「FANSHIP for ミニアプリ」を採用。顧客のオンライン・オフラインの行動履歴や顧客情報を取得・分析し、一人一人のニーズに合った販売活動や顧客サービスを支援する。
4月に搭載したオンライン予約機能では、一部限定・新商品の予約やメイク・スキンケアなどの店頭イベントの予約をオンライン上で完結することができる。ほかにも、顧客の購買動向に合わせた商品やイベントに関するセグメント配信も可能になった。予約機能は、イベントの募集開始から30分で定員200人の枠が埋まるなど活用が進んでいるという。
6月23日から提供を開始するオンライン接客機能は、メッセージや画像の共有ができるチャット接客や、詳細なメイクアドバイスや相談が可能なビデオ電話接客に対応。オンライン接客で紹介した商品の決済URLをチャットで受け取り、そのまま購入することも可能だ。また、ネットショッピング上に取り扱いのないブランドや店頭商品も購入できるという。