導入期に入るマイクロサービス、メリットと留意すべき課題
今回は「導入期に入るマイクロサービス、メリットと留意すべき課題」についてご紹介します。
関連ワード (PDF Report at ZDNet Japan、経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
アプリケーションをより迅速に開発し、改善できる手法として、マイクロサービスが大きく注目されている。小さな機能を提供するアプリケーションである複数のサービスを、API経由で緩やかに連携し、あたかも1つの大きなアプリケーションであるかのイメージで処理するアプリケーション開発手法である。
従来のアプリケーションは、構成するソフトウェア同士やソフトウェア内部の機能が密連携していることが多く、実質的に一枚岩になっていることが多い。それにより、変更における影響範囲が読みにくく、試験を改めて実施しなくてはならないなど、課題を抱えることになる。
マイクロサービスでは、構成するサービス間が疎結合であるため、銀行であれば、預金、認証、貯蓄などを比較的簡単に連携させ、手軽に短時間で大きなアプリケーションをつくれる。既にみんなの銀行やJCBをはじめとする大手金融機関や百貨店などの伝統的企業も導入に着手しているという。
一方で、中核技術であるAPIにセキュリティの懸念があるなど、一筋縄ではいかない面もある。マイクロサービスによるアプリケーション開発について紹介する記事を集めた。