ヤマダホームズ、経営統合で人事基盤を刷新–SaaS化でインフラ保守も不要に
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ヤマダホームズは、ヤマダレオハウスとの経営統合に伴い、グループ全体の統一人事基盤として統合人事システム「COMPANY」の最新版(Ver.8シリーズ)を採用、4月に運用を開始した。COMPANYを提供するWorks Human Intelligence(WHI)が10月4日に発表した。
ヤマダホームズは、新築注文住宅・分譲住宅・リフォーム・買取再販・不動産仲介事業などを手がける大手ハウスメーカーで、全国に190拠点を展開し、約2500人の従業員が勤務している。
同社は2012年からCOMPANYを利用しており、過去の買収合併(M&A)のたびに発生した人事制度変更に追加コストなく対応してきた実績を評価し、統一人事基盤としての採用およびSaaSで提供されるVer.8シリーズへの移行を決定した。
Ver.8シリーズの活用により、経営統合に伴う複雑な対応もカスタマイズ不要でスムーズに行えた。給与計算ルールでは、統合前に所属していた会社によって調整が必要なケースも発生したが、COMPANY上で過去の所属履歴を参照しながら適切な計算が可能となった。
SaaSで提供されるため、これまでヤマダホームズの情報システム部で調達・メンテナンスを行っていたインフラ運用は不要となった。またデータのバックアップや障害対応、サイバーセキュリティ対策などをWHIが行うため、ヤマダホームズでは年間約250時間分の作業を削減できたという。
さらにVer.8シリーズ導入後は、管理部門の担当者の人事・給与計算業務や、エンドユーザーの各種届出処理においても操作に迷いにくく、業務の効率化、利便性向上を実現できた。