イベント「CloudNative Days」、登壇者も参加者も自分たちのスタイルで参加
今回は「イベント「CloudNative Days」、登壇者も参加者も自分たちのスタイルで参加」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
「CloudNative Days Tokyo 2022」が11月21日から2日間開催される。オンラインとオフラインのハイブリッドイベントとして、6トラック、76のセッションが予定されている。
それに先駆け11月4日にイベントの概要を解説する説明会を開催した。
今年のテーマは「+Native ともに広がるクラウドネイティブの世界」。実行委員会 Co-Chair 青山真也氏は「個人や単独の組織では、各領域に対する知識を広げるのが困難になってきた。そうした中、クラウドネイティブなコミュニティーで開拓し、各領域への拡大を助け合うのが重要」と開催の意義を説明した。
CloudNative Daysは、クラウドネイティブコミュニティーの有志が主催するカンファレンスだが、昨今の動向について、青山氏は「サービスメッシュの『Istio』や機械学習基盤を構築する『KubeFlow』など、CNCF(Cloud Native Computing Foundation)に寄贈されるプロジェクトが増加してきた」とこの1年の動きを振り返った。
前述の通り、同イベントはオンラインとオフラインのハイブリッドイベントとして開催するが、会場となる有明セントラルタワーホール&カンファレンスは換気性を考慮して454人限定。
オンラインの制限は設けていない。以前から使用している独自のイベントプラットフォームで配信する予定だ。一般的なツールを使わない理由は、イベントが同時刻に複数のセッションを開催するため、参加者から視聴しにくいとの声が届いていたという。
イベントで利用するプラットフォームは「当初は『Heroku』でモノリシックに開発していたが、昨年2021年前半から『Kubernetes』を中心に『AWS Lambda』などを用いてサーバーレスな機能を増やし、マイクロサービスな形に作り替えている状態」(同 実行委員会 Co-Chair 草間一人氏)と進化し、独自開発の自由度やセッションの人気投票、スタンプラリーとイベント内容にあわせた機能を追加している。
ハイブリッドイベントは現地参加者が主、オンライン視聴者は従になってしまうが、草間氏は「登壇者も参加者も自分たちのスタイルで参加できるのが本当のハイブリッドイベント」と述べ、リモート登壇や事前収録の動画配信、視聴者もリアルタイム視聴やアーカイブ配信で各セッションを楽しめる。11月3日時点の申し込み比率はオンライン5割に対してオフラインは2割程度だ。
主なキーノートは以下の通り。
イベントではオフラインとオンラインで参加可能なスタンプラリーやクイズ大会、参加者が自由に書き込める、オンラインホワイトボード「Miro」を用意するなど趣向も凝らしている。過去のイベントでも好評だったハンズオンも開催する予定だ。草間氏は「オフラインの会場感がオンラインに広がる企画や相互交流が広がる企画を用意した」と説明している。