クレディセゾン、統合データ基盤に「Teradata VantageCloud on AWS」を採用
今回は「クレディセゾン、統合データ基盤に「Teradata VantageCloud on AWS」を採用」についてご紹介します。
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日本テラデータは11月28日、クレディセゾンが統合データ基盤として「Teradata VantageCloud on AWS」を採用したと発表した。クレディセゾンでは、デジタルトランスフォーメーション戦略「クレディセゾン・デジタルトランスフォーメーション(CSDX)」の推進に活用していく。
クレディセゾンは、1982年にクレジットカードの発行を開始し、約40年間にわたり経営理念に「サービス先端企業」を掲げ、カード業界の常識にとらわれないイノベーティブな発想で新たな商品・サービスを提供している。同社は、グループを含めて約3600万人のクレジットカード会員を有しており、現在は「Innovative」「Digital」「Global」を基本コンセプトに、リアルとデジタルを融合することでカスタマーサクセスの実現を⽬指す「総合⽣活サービスグループ」への進化を⽬指している。
また、同社は「CSDX VISION」として「デジタル技術を活用し、現場の社員やお客さまがデータを活用し、データから顧客や業務をより正確に理解することで、ビジネスを変革・転換し、期待を超える感動体験を提供する」ことを掲げ、デジタル時代を先導する企業を⽬指し、全社横断型のDX推進体制の構築、デジタル人材の育成、内製化の推進などに取り組んでいる。
Teradata VantageCloudは、CSDXを支える統合データ基盤として採用された。このデータ基盤を含め、クレディセゾンは基幹システムを含む全システムの8割をクラウド化する⽬標を掲げており、Teradata VantageCloudもAmazon Web Services(AWS)版が採用されている。現在は4000人以上のユーザーが使用しており、20以上のシステムとの連携や、非定型検索、定型検索、オンライン検索、バッチ処理などをTeradata VantageCloud on AWSが担っているという。
クレディセゾンにおけるデータ活用が促進されたことにより、CSDXではさまざまな実績が生まれている。例えば、Teradata VantageCloud on AWSとデータ連携を行ったビジネスインテリジェンス(BI)ツールによるダッシュボードの構築や機械学習モデルなどを活用した不正検知の精度向上といった形で、ビジネスに貢献しているとしている。