NasdaqのAWS移行、鍵を握る「Outposts」とは?
今回は「NasdaqのAWS移行、鍵を握る「Outposts」とは?」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
米Nasdaqが2022年12月、6つある米オプション取引所の1つである「Nasdaq MRX」のコア取引システムをAmazon Web Services(AWS)ベースに移行する作業が正常に完了したと発表した。世界の資本市場向けの次世代技術インフラを構築するNasdaqの取り組みとして、重要だとしている。
AWSのクラウドサービスの機能と設備を、AWSのデータセンター以外の場所に設置できる専用システム「AWS Outposts」を使用する新クラウド対応システムは、ラウンドトリップレイテンシーのパフォーマンスを10%向上させ、注文から取引までのプロセスにおいて、2桁マイクロ秒という低レイテンシーを引き続き提供するとしている。
NasdaqとAWSは、資本市場向けの今回の低遅延のエッジコンピューティングシステムを共同設計した。AWSは「クラウド採用20年目に向けて業界をリードするために協力し、ナスダックを引き続きサポートする」としている。今後さらに情報システムのクラウドシフトが進む際の重要な取り組みになってくる。
鍵を握る技術であるOutpostsの動きについて、扱う記事を集めた。