KOMEHYOオークション、「WOVN.io」導入で入札サイトを多言語化

今回は「KOMEHYOオークション、「WOVN.io」導入で入札サイトを多言語化」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Wovn Technologiesは2月7日、ウェブサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」をKOMEHYOオークションが入札サイトとコーポレートサイトで導入し、多言語での対応を開始したと発表した。

 コメ兵ホールディングス傘下のKOMEHYOオークションは、中古品及び新品の宝石・貴金属、時計、バッグ、衣料の業者間オークションの企画・運営・管理などを事業とする。

 同社は、会場でのライブオークションを開催していたが、2020年5月に会員登録・出品・落札をオンラインで完結できるオンライン入札システムの提供を開始。オンライン化により場所や時間の制約がなくなったことで、これまでは参加が難しかった顧客も参加できるようになり、会員数が大幅に増加し、2021年には入札件数も前年比3倍以上と急成長した。

 会員は、国内のみならず海外でも増加傾向にあり、海外の会員により安心して入札してもらうには入札サイトとコーポレートサイトの多言語対応が必要と考えたという。

 多言語化では、日々変わっていく商品情報をスピーディーに翻訳することが課題となった。特に入札サイトの場合、商品の入れ替えも多く、人力で翻訳する従来の方式では、情報をリアルタイムに多言語で発信していくことが難しくなる。

 WOVN.ioの「未翻訳箇所の自動検知」機能は、情報の変化をすぐに検知し、自動で翻訳することを可能にする。また、今後の海外展開に合わせて柔軟に言語拡張可能な点や、画面を見ながらスムーズに翻訳確認・修正ができる「ライブエディター」機能も評価されているという。

 KOMEHYOオークションは、WOVN.ioの導入により、入札サイトとコーポレートサイトで英語と中国語(簡体字)での表示を可能にした。入札サイトでは、出品されている商品情報をリアルタイムに翻訳するとともに、会員情報などの個人情報を翻訳除外するなどセキュリティも意識した運用を行っている。コーポレートサイトでは、国内のニュース情報を除外するなど、提供地域に合わせたきめ細やかな対応を行っている。

COMMENTS


Recommended

TITLE
CATEGORY
DATE
インドのユニコーン「Zomato」のIPOに世界が注目
その他
2021-07-20 10:50
インテル、AMD、Arm、MS、グーグルらがチップレット新規格「UCIe」のコンソーシアム立ち上げへ
IT関連
2022-03-05 09:28
IBM Cloud、“政府認定クラウド”入りは2022年に 次世代基盤に移行中で申請見合わせ
クラウドユーザー
2021-07-03 13:34
コロナ患者191人分の氏名が埼玉県の公式ページで一時閲覧できる状態に 県が謝罪
社会とIT
2021-01-27 16:18
SAPが提案する「HRMの進化形“HXM”」は広く受け入れられるか
IT関連
2021-07-08 05:40
IT中心にグローバル人材の獲得支援を行うフォースバレーが約3億円調達、SaaS事業を強化
IT関連
2022-03-16 12:19
縦割り打破図れるか 解散左右も デジタル法案審議入り
IT関連
2021-03-11 17:15
NTT東西、固定電話のIP網移行を段階的に実施–EDI利用者などは確認を
IT関連
2022-12-10 12:21
宇宙飛行士の医療訓練をゲーム化–専門知識の習得を効果的に
IT関連
2023-01-12 18:20
クラウドの保護対策–ユーザー企業が抑えておくべき5つのポイント
IT関連
2022-06-16 10:39
欧州人権裁判所は「大規模なデジタル通信の傍受には有効なプライバシー保護手段が必要」と強調
パブリック / ダイバーシティ
2021-06-16 20:21
NTT Com、除雪業務の効率化を実証–AIが積雪状況を可視化
IT関連
2022-02-09 21:49
日立、「IT基盤/運用高度化オファリング」提供–クラウド構築・運用ベストプラクティス活用
IT関連
2022-11-15 10:29
Discordがネット上の有害コンテンツとハラスメントに真剣に取り組むためAIソフトウェアSentropyを買収
ネットサービス
2021-07-15 13:24