Sansan、営業DXサービスと契約DXサービスを連携–顧客データベースに取引情報を実装

今回は「Sansan、営業DXサービスと契約DXサービスを連携–顧客データベースに取引情報を実装」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Sansanは、5月より営業DXサービス「Sansan」が契約DXサービス「Contract One」と連携し、顧客データベースに取引情報を実装すると発表した。

 今回の強化により、Sansanに蓄積した顧客との接点情報と100万件を超える企業情報を組み合わせた独自のデータベースに、Contract Oneにある契約情報が新たに追加される。なおContract Oneの契約情報をSansanで閲覧するには、両サービスの契約が必要。

 これまでSansanとContract Oneの導入企業は、Sansanで接点情報と企業情報を、Contract Oneで契約情報をそれぞれのサービス画面上で閲覧・確認する必要があった。

 今回の追加実装により、Sansan上で契約の有無やタイトル名、契約締結日などの取引情報も確認できるようになる。また詳細な契約内容はSansanの顧客データベースからContract Oneにシームレスに遷移し確認できる。両データベースの連携により、確度の高いターゲットの選定から高度なアプローチシナリオの作成が可能になる。

 取引情報を統合したSansanデータベースの活用シーンでは、自部門の過去の契約や他部署との取引、顧客との関係性など社内のナレッジをSansan上で把握することができるようになる。Sansanから容易に契約情報を閲覧できるようにすることで、日常的に取引先との契約情報を確認して日々の業務に活かす組織文化を醸成し、従業員の契約リテラシーと営業生産性の向上を後押しする。

 またSansanはスマートフォンアプリからも顧客情報の閲覧が可能なため、移動中や展示会など出先にいるときでもスマートフォンから取引情報が確認できるようになる。契約の有無や取引額、解約期限などのデータが必要な際にすぐに参照でき、取引先とのリレーション構築に役立つ。また、取引先との契約書を見返したいときや契約の有無を確認したいときも、社内での煩雑な手続きが不要となり、契約確認や契約締結業務の効率化につながる。

 このほか、Sansanの「リスクチェック powered by Refinitiv/KYCC」を利用し取引先にリスクが検出された場合も、他の契約サービスを参照することなく、Sansan上でシームレスに契約の有無を確認することが可能となる。

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