Notion、「Notionプロジェクト」を提供–分かりやすいプロジェクト管理を可能に

今回は「Notion、「Notionプロジェクト」を提供–分かりやすいプロジェクト管理を可能に」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 コラボレーションソフトウェア「Notion」を提供するNotion Labsは米国時間5月31日、「Notionプロジェクト」を正式リリースした。

 Notionプロジェクトは、社内Wikiやドキュメントなどとシームレスに統合され、AIを組み込んだプロジェクト・タスク管理ソリューション。ツールを統合することでチームはサイロを排除し、よりスピーディかつ分かりやすくプロジェクト管理をできるという。

 これまでもNotionは、プロジェクト管理に必要な基本機能を搭載していたが、Notionプロジェクトにより、プロジェクト管理をより高度に行えるようになる。また、手軽にスタートできるテンプレートパックの活用により、これまでNotionを使っていなかったユーザー でも簡単に利用できる。

 Notionプロジェクトは次の機能を搭載する。

 「AI自動入力」は、AIがデータベースに自動入力する項目を設定できる。「AI要約」「AI要点抽出」「AI自動入力(カスタムの指示)」の3パターンから選択可能。例えば、AI自動入力に「プロジェクトの内容を要約」と設定しておくと、プロジェクトの概要を記載・編集した際に自動で要約してくれる。

 「ユニークID」は、データベースに自動採番の項目を追加。また、プレフィックス(連番前の固定文字)も指定可能。タスクやバグにユニークな識別子を付与できるため、GitHubとの容易な連携を可能にする。

 「GitHubプルリクエストとの自動連携」は、NotionタスクのユニークIDを「GitHub」のプルリクエストの件名に設定することで両者のデータを自動ひも付けする。GitHubのプルリクエストの更新に同期して、対応するNotionタスクを自動更新する。

 「スプリント」は、タスクを「スプリント」と呼ばれる単位で区切って管理する。スプリントは、チームが一連の目標を達成することを目的とし、プロジェクトを分割して管理しやすくするため、2週間といった短い期間を示す。スプリント機能はスプリント完了後、次のスプリントを生成し、自動で未完了タスクを移動する。現在、Notionプロジェクトリリース以前に作成されたデータベースにスプリントは追加できないが、順次対応を予定しているという。

 「Asanaインポーター」機能は、「Asana」のデータをNotionに取り込む。他のプロジェクトマネジメントツールについても対応を順次拡充する予定だという。

 Notionプロジェクトは、日本語版を含め、Notionが対応する全ての言語で利用可能。Notionの標準機能として、追加費用なく全プランにおいて利用できる。ただし、2023年2月に正式リリースしたAIサービス「Notion AI」関連の機能を利用するには、Notion AIのサブスクリプションに別途加入する必要がある。

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