ログラス、煩雑なIT投資の予実管理を支援する「Loglass IT投資管理」を提供
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経営管理クラウドを提供するログラスは6月27日、煩雑なIT投資を集計・分析できる「Loglass IT投資管理」の提供を開始した。
同ソリューションは、商材に関わるシステムの原価コストなど煩雑なITコストを集計・分析できる機能に特化している。システムやインフラ、設備などの原価費用を科目だけではなく、管理の粒度に応じ、商品・プロジェクト・取引先・予算(りん議)番号・ 品目など、多様な軸で集計・分析を行うことを可能にする。
またワークフローシステムから、りん議などの将来の費用実行情報を取り込むことが可能。これにより予算計画との突合をシステム内で行うことで、より精度の高い見込み管理が可能となる。
実績・予算・見込み、それぞれの情報を明細の単位から取り込み、システム内のデータベースで履歴管理ができ、それぞれの時期・時点で生じた予算・実績の差分要因を容易に特定できる。
これまでのIT投資コストの管理業務では、システムやインフラ、設備などの原価コストについて、把握すべき対象件数が膨大となり、情報の把握に時間がかかっていた。また、さまざまな変動的要因から投資のタイミングや投資コストの総額も常に変動するという事情があり、全体像を部署や商材の単位で把握し、適切な管理を行うことが難しかった。
さらに「経理での会計処理の粒度」と「事業部での管理・予算計上の粒度」の定義が異なっているため、投資コストの予実を突合し差分を算出する際に、膨大な工数が生じていた。
ログラスでは、同ソリューションを活用することで、こうしたこれまでの課題を解決し、全社横断的に情報の取得・分析・加工を効率化できるようになるとしている。例えば、3月決算の企業における「2023年1〜3月時点でのIT投資予算の消化状況を把握し、投資可能な残り予算枠を確認する」といったニーズをワンクリックで解決できるという。
今後、取り込み可能なデータ属性の拡充や分析機能の強化など、順次アップデートを行っていく予定だ。