愛媛銀行とNEC、AWSで勘定系システムと連携可能なクラウドネイティブアプリ基盤を構築
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愛媛銀行(松山市)とNECは10月19日、愛媛銀行の次世代金融サービスのためのクラウドネイティブアプリケーション基盤を「Amazon Web Services(AWS)」上に構築したと発表した。NECのメインフレームで稼働する勘定系システムとも柔軟に連携できる仕様で、同基盤で稼働するアプリケーション開発を開始した。2024年7月の稼働開始を予定している。
愛媛銀行は、金融機関では変化する顧客ニーズに応えて競合他社と差別化を図るべくFinTech企業や非金融事業者など外部事業者との連携を促進するオープンバンク化への取り組みを加速していると説明。同行では、「金融プラス1戦略」を掲げ、異業種連携や事業領域の拡大を目指していると説明する。NECは、メインフレーム「ACOSシリーズ」を提供し、これを活用した基幹系システムの周囲にクラウド技術を全面的に採用したクラウドネイティブな連携プラットフォームを構築した。
NECは、AWSの「AWS 金融サービスコンピテンシー」を取得済みで、「新しい金融システムの提供形態であるBaaS(Banking as a Service)を活用したエンベデッドファイナンスの実現に向け、オープンAPIによる外部サービスとの連携性の向上やマイクロサービスによるサービスの迅速な開発・提供、クラウドによる柔軟なスケールを支援する」と表明している、
また、同プラットフォーム上でアジャイル型のアプリケーション開発やシステム運用を行い、愛媛銀行のDXを支えるクラウド人材の育成も支援する。