「Slack」、ハドルミーティングで1人の時に流れる音楽を選択可能に
今回は「「Slack」、ハドルミーティングで1人の時に流れる音楽を選択可能に」についてご紹介します。
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パンデミックの発生によって人々のコミュニケーション方法に大きな変化が起き、オンライン会議が日々の仕事のうちで重要な位置を占めるようになった。そのオンライン会議につきものなのが、他の参加者が来るまでの気まずい待ち時間だ。今回、こうした待ち時間をより心地よく過ごせるようにする新機能が「Slack」に追加された。
Slackには既に「ハドルミーティング」という独自の会議機能が用意されており、この機能を使うことで、形式張った会議招待リンクを送信せずとも、ユーザーが気軽にビデオ/音声通話を開始できるようになっている。この機能は忙しい中で会議を始めるための素晴らしい選択肢と言えるだろう。
Slackは米国時間10月18日、ハドルミーティングで他の参加者を待つ間、さまざまなタイプの音楽を再生できるようにする「huddles jukebox」という機能を発表した。
これまではゆったりしたジャズ(Smooth Jazz)が自動的に流れ、他の曲に変えることはできなかった。
今回、Smooth Jazzの他に、「Waiting Room」や「Subway Music」「Whistle Tune」「Focus Beats」「Happy Bass」「Sound Bath」「Nature Meditation」といった新たなサウンドが利用可能になった。
「環境設定」で音楽再生機能を無効化していなければ、今までと同様、他の参加者を待つ間に音楽が自動的に再生される。
再生中の一時停止や、別の音楽への切り替えも可能だ。音楽は、他の参加者が呼び出しに応えた際に自動的に停止する。
Slackの製品設計担当シニアディレクターであるAnna Niess氏によると、この機能はハドルミーティングで自分以外の参加者全員が退出した際に、穏やかに終了を促す目的も有しているという。
同氏は「これは実用性も有している。音楽の再生によって、ハドルミーティングの場に最後まで残っている人に対して、退出を働きかけることなく、やんわりと最後の1人であることを伝えられるようになる」と発表の中で記している。