「マネーフォワード Admina」、情シス向け従業員データベース作成を可能にする新機能
今回は「「マネーフォワード Admina」、情シス向け従業員データベース作成を可能にする新機能」についてご紹介します。
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マネーフォワードiは11月2日、「マネーフォワード Admina」において、人事データベースと連携して情報システム部門のSaaS・デバイス管理業務に適した従業員データベースを作成できる「Universal Directory」と、管理・閲覧権限をカスタマイズできる「Role機能」の提供を発表した。
マネーフォワード Adminaは、SaaSとデバイスの情報を従業員情報とひも付けて管理することで、IT資産を可視化し、入退社に伴う作業の業務効率化を可能にする。
これまで情報システム部門は、入社、退社、組織変更の際、人事部門が作成したシートから必要な情報を切り出して共有を受けているケースが多く、シートの管理・更新は人事部門、情報システム部門の双方に手間が発生していたとマネーフォワードiは述べる。人事部門が把握していない業務委託先情報などは、委託した部署への確認が発生するなど、情報が一元管理できていないという課題があったとする。また、提供元のデータベースには、住所や給与などの保護すべき個人情報も含んでいることが多く、情報システム部門が直接アクセスすることも困難だった。
Universal Directoryは、「情シスのための従業員データベース」の作成を可能にする。住所・給与といった機密情報を除き、SaaSやデバイスを管理する上で必要な従業員情報のみを既存の人事データベースから取り込める。反対に、マネーフォワード Adminaのデータベースをマスターとし、人事データベースと同期することも可能。人事データベースにない従業員、契約社員、アルバイト、業務委託先などのメンバー情報もマネーフォワード Admina側で手動追加できる。
人事データベースとの連携後の更新は自動なため、双方のデータベースが常に最新情報となり、二重のメンテナンスは不要。メンバーに割り当てたIDとSaaSやデバイスをひも付けることで、利用状況を可視化できる。また、SaaSやデバイスの責任者のIDを登録することで、確認対象も明確になる。
Role機能は、マネーフォワード Adminaの管理・閲覧権限を付与できる。マネーフォワード Adminaの管理画面から適切な権限の作成が可能で、例えば、「営業部門で利用しているSaaSの管理のみを行える権限を作成し、営業部門のアシスタントに割り当てる」といった利用ができる。