顧客のデジタルレジリエンスの構築を支援–Splunk・野村社長
今回は「顧客のデジタルレジリエンスの構築を支援–Splunk・野村社長」についてご紹介します。
関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
2024年に向けたIT企業のトップメッセージを紹介する。
Splunk Services Japan 社長執行役員 野村健氏
2023年は、生成AIの登場やサイバー脅威の深刻化、企業や政府のクラウド利用が加速したことによるハイブリッド/マルチクラウド環境の拡大を背景に、ITシステムのセキュリティと可用性の維持がますます難しくなりました。また、昨今はデータ無くしてAIの活用は成立しないため、あらゆるデータへのアクセス、分析、活用のスピード向上がこれまで以上に求められました。
Splunkにとって創業20周年という節目でもあった2023年は、多くの革新的なイノベーションを発表しました。製品企業のデジタルレジリエンスの構築を支援することに焦点を置きながらパートナーシップの拡大と新製品の展開に注力いたしました。
2023年7月には、Microsoftとの戦略的提携を発表し、マルチクラウド/ハイブリッドクラウド環境へのコミットメントを拡大したことで、お客さまのニーズにより広範に応えられるようになりました。また新ソリューションでは、センサー、IoTデバイス、産業機器などによって生成されたOT(製造系技術)データの取り込みと分析を自動・簡素化する「Splunk Edge Hub」や、製品の検索用語であるSPL操作をよりインタラクティブにするユーザー支援機能として生成AI App「Splunk AI Assistant」のプレビュー版の公開など複数製品を発表しました。これらはインシデントの防止、迅速な対応、組織の変革を加速するソリューションです。
9月には、10年以上にわたりSplunkのパートナー企業として協業してきたシスコシステムズとの統合計画を発表しました。AI、セキュリティ、オブザーバビリティの分野で屈指の存在として認められる2社が1つになることで、組織のセキュリティ、レジリエンス強化を支援します。
2024年は、AIがもたらす影響はさらに拡大し、企業のDXやデジタル化の推進、ビジネス成長を加速させるための鍵になると考えています。デジタルやクラウド利用が拡大するに伴い、システム障害やサイバー脅威といった変化への対応力を高め、サービス停止などビジネスが止まることによる機会損失を最小限に抑えることもまた、事業継続に欠かせない要素です。
Splunkは本年も、社員一同、パートナー様と更なる連携を図りながら、お客様の成功のために、AIを活用したエンタープライズグレードのセキュリティおよびオブザーバビリティソリューションを世界中に届け、企業のビジネス成長を支えるための信頼できる「デジタルレジリエンス」の構築を支援できるようまい進していきます。