江部松商事、倉庫業務向けハンディーターミナルを導入–倉庫内移動を1日計23時間削減
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江部松商事は、倉庫業務向けハンディーターミナル「MC20モバイルコンピュータ」を導入した。同製品を提供するゼブラ・テクノロジーズ・コーポレーション(ゼブラ)が発表した。ソリューションの実装と展開は奏風システムズが担当した。
MC20モバイルコンピュータは軽量で耐久性に優れたハンディーターミナル。人間工学に基づいて設計されており、大型スクリーンとキーパッドを備え、簡単かつ快適に操作できる。また、「Android OS」(Android 11)端末のため導入時間を短縮できるという。
江部松商事は新潟県燕市に本拠を置く企業。調理道具の開発・卸売販売を行う国内総合商社で、業務用から家庭用まで9万点以上の商品を取り扱っている。
同社では、約70人の現場スタッフが作業のため、倉庫内のさまざまな場所を移動し、特定の場所に設置されたコンピューターにアクセスしていた。そのため、移動時間の削減が課題となっていたという。
MC20モバイルコンピュータを導入したことで、倉庫内で業務を行う各スタッフが手元のハンディーターミナルでリアルタイムな情報を確認できるようになった。これにより、入庫処理やピッキング、出荷検品、在庫管理などの作業のために倉庫内を移動する時間を1日当たり計約1400分(約23時間)削減できたという。また、MC20モバイルコンピュータのスキャン性能により、出荷ミスを最大30%削減できたとしている。