Cohesity、ベリタスからデータ保護事業を買収–ベリタスは新会社に
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データバックアップやセキュリティを手掛けるCohesityは、Veritasから「NetBackup」製品などのデータ保護事業を買収すると発表した。買収は2024年末までに完了する見込みという。Veritasは残存事業を中核とする新会社「DataCo」に移管するとしている。
Cohesityが統合するVeritasのデータ保護事業は、NetBackupやNetBackupのアプライアンス、データ保護クラウドの「Alta」などのビジネスで、買収金額などは明らかにされていない。
Cohesityは、Veritasのデータ保護事業の統合効果について、数百エクサバイト規模のデータ保護およびFortune 100のうち96社、Global 500の80%の企業顧客を抱え、売上高16億ドル超、年間経常収益13億ドル、調整後キャッシュEBITDAマージン27%(いずれも2023年7月期の資産ベース)で、企業価値は約70億ドル(約1兆456億円)になるとし、300億ドル以上の獲得可能な最大市場規模にアプリローチできるとする。
統合後もCohesity 最高経営責任者(CEO)のSanjay Poonen氏が経営を率い、Veritas CEOのGreg Hughes氏は、取引完了後にCohesityの取締役会およびPoonen氏の戦略アドバイザーを担当する。
データ保護事業をCohesityへ移管した後のVeritasは、「InfoScale」「Data Compliance」「Backup Exe」などの事業で構成するDataCoになり、Veritasの戦略・製品シニアバイスプレジデントのLawrence Wong氏がDataCoのCEOに就任するという。