ブロードコム、ヴイエムウェアとシマンテックのセキュリティ連携を開始
今回は「ブロードコム、ヴイエムウェアとシマンテックのセキュリティ連携を開始」についてご紹介します。
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Broadcomは2月27日、企業向けセキュリティソリューション「VMware VeloCloud SASE, secured by Symantec」の提供を開始すると発表した。同社が買収したSymantecとVMwareのテクノロジーを連携させる初のソリューションになる。
VMware VeloCloud SASE, secured by Symantecは、シングルベンダー型セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)という。旧VMwareが2017年に買収したVeloCloudのSD-WANと、旧Symantecのセキュリティサービスエッジ(SSE)の機能を統合し、本社・支店、エッジ、モバイルなどの多様なアクセス元からクラウドやアプリケーションへの接続における柔軟性と安全性を提供するとしている。
同社は、「VeloCloudやSymantecがインストールされたBroadcomの顧客に多大なメリットを提供し、さらに(旧VMwareの)Software-Defined Edge部門は多くの顧客に支持され、高い信頼性を有するVeloCloudブランドの再リリースを進めている」と表明した。
併せてBroadcomは、スペインで開催の通信業界のイベント「Mobile World Congress」で、通信事業者向けポートフォリオ「VMware Telco Cloud Platform」も発表した。通信向けクラウド「VMware Telco Cloud」やシステム管理の「VMware Service Management and Orchestration(SMO)フレームワーク」などの施策を展開。通信事業者における「VMware Telco Cloud Service Assurance」を使用した5Gネットワークの最適化、ネットワークのプログラミング機能の活用、VMware Telco Cloud Platformを通じた無線アクセスネットワーク(RAN)のエコシステムパートナーの拡大などを打ち出した。
Singapore Telecommunications(Singtel)との協業も拡大し、企業向けに両社連携基盤を通じたアプリケーション接続やエッジコンピューティングのサービスを提供するほか、5G/エッジアプリケーション開発の支援なども提供するという。