PEX、パナソニックのグローバルニュースサイトの多言語化で「WOVN.io」導入
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Wovn Technologies(WOVN)は、パナソニック オペレーショナルエクセレンス(PEX)がパナソニックグループのグローバルニュースサイトにウェブサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」を導入したと発表した。
PEXはパナソニックグループのグローバルニュースサイトを運営しており、グループ内のプレスリリース、特集、動画ニュースなど、多くの情報を高頻度で発信している。
WOVN.ioはWOVNが提供するソリューションで、ウェブサイトを最大45言語、79のロケール(言語と地域の組み合わせ)に多言語化できる。既存のウェブサイトに後付けすることができ、多言語化に必要なシステム開発および運用コストの圧縮、人的リソースの削減、導入期間の短縮を実現する。大手企業をはじめ1万8000サイト以上へ導入されているという。
PEXはWOVN.ioについて機械翻訳や自動翻訳を活用した、多言語サイト運用の省力化や、直感的な操作性で誰もが使いやすい管理画面などを評価し導入に至った。また翻訳品質の高さやシステム面での充実度なども採用の決め手になったとしている。
運用の省力化については、WOVN.ioであれば、機械翻訳を用いることで、人力の翻訳対応を最小限にできる。情報更新があった際も、国際特許取得済みの「未翻訳箇所の自動検知・翻訳」技術を活用することで、更新頻度の高い動的サイトでも少ないリソース運営できる。
管理画面については、非エンジニアであっても運用が容易で、ライブエディター機能を活用することで、各拠点のネイティブスピーカーが直接、実際の画面を見ながら、簡単に翻訳修正を行える。
翻訳品質については、パナソニックグループとしてグローバルで統一された用語や表現を「用語集機能」によりあらかじめ登録することができた。また機械翻訳結果を基にした、「ポストエディット機能」を利用しながら翻訳の気になる点のみを簡単に修正することも可能だ。
システム面では、高い堅牢性・安定性、グローバルでの安定したアクセススピード(CDN)、海外SEO対策が可能な点も評価された。
PEXは今後、言語別の分析結果を活用した記事作成を行い、さらなるグローバルブランディングとローカライズの両立をめざす。またパナソニックグループの他サイトへの WOVN.ioの展開も検討中だ。