東急セキュリティら、東急電鉄駅で画像解析活用の警備オペレーションサービス開始
今回は「東急セキュリティら、東急電鉄駅で画像解析活用の警備オペレーションサービス開始」についてご紹介します。
関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
東急セキュリティとアジラは、東急電鉄の協力のもと、田園都市線田奈駅・つきみ野駅へセキュリティシステム「TS-Zero」の画像解析サービスを提供開始した。
導入した駅構内では、発生した旅客のトラブルや転倒・長時間の滞留を検出する。その際の映像を東急セキュリティ画像監視センターで監視員が確認し、必要に応じて駅係員と警備員が連携して速やかに対応できるようにする。
TS-Zeroは、東急セキュリティの「クラウド録画式防犯カメラ」や「AI画像解析技術」と、警備オペレーションを組み合わせたサービス。カメラの活用幅を広げ、安全性の向上・警備品質の高度化・業務効率化を実現する。同サービスでは、アジラのAI警備システム「AI Security asilla」(asilla)を活用している。
asillaは、行動認識AI技術を基にした防犯・見守りシステム。既存のカメラをAI化し、異常行動(転倒、卒倒、ケンカ、破壊行動)や不審行動(千鳥足、ふらつき、違和感行動)を検出した時のみ、瞬時に映像を通知する。これにより、映像を監視する警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落としも防止するという。
これまで両社は東急電鉄でTS-Zeroの実証実験を繰り返し行い、asillaの解析精度向上を確認した。それに伴い警備のオペレーションも確立できたことから、今回の導入に至った。東急電鉄は、引き続きTS-Zeroを活用した駅係員・警備員対応連携により、事件・事故などに早期に対応し、東急線のさらなる安全対策強化とサービス向上を目指す。