COMPASSとNTT Com、学習データを連携–学校現場のデータ活用を促進
今回は「COMPASSとNTT Com、学習データを連携–学校現場のデータ活用を促進」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
COMPASSは5月16日、同社が提供するAI型教材「キュビナ」と、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の「まなびポケット」との学習データの連携に向けて2024年度から実証に取り組むことを発表した。この実証では、個人情報保護法などの法令を順守し、自治体から指示を受けた限りでデータ連携を行うという。
NTT Comが提供するまなびポケットは、教職員や児童・生徒が、授業支援システムや学習コンテンツ、授業記録システムなどを活用できるクラウド型教育プラットフォーム。キュビナは、AIが児童・生徒一人一人の習熟度に合わせて最適な問題を出題する。
今回の実証は、学校現場においてデータの利用・活用を進めるための取り組みになるという。キュビナのAI型教材のデータを、まなびポケットのダッシュボードに連携することで、連携先のダッシュボードに集積されるさまざまなデータと掛け合わせた学習管理や分析への活用を目指すとしている。
両社は、既にキュビナを導入している自治体に向けて2024年度から実証に取り組む予定だ。連携するキュビナの学習データは、各自治体において日々の学習活動で蓄積される学習データや、生徒の1問ごとの正誤/解答内容、解答にかかった時間/解説を読む時間、習熟度スコア、問題におけるメタデータなどを予定しているという。