Microsoft Azureで仮想マシンのハイバネーション(休止)が正式機能に。業務時間後にマシンを休止、翌朝再開などでコストダウン
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マイクロソフトは、Microsoft Azureで仮想マシンをハイバネーション(休止)する機能が正式版になったことを発表しました。
休止機能とは、仮想マシンのメモリ内の状態を保持したまま一時停止し、その内容をストレージに保存する機能です。休止状態でもストレージやNICは仮想マシンにアタッチされたままになり、静的IPアドレスも変更されません。
仮想マシンが再び起動されるときには、仮想マシンのメモリの内容がストレージからメモリに転送され、休止前の状態からアプリケーションとプロセスが再開されます。
休止状態の仮想マシンは課金されず、これにより仮想マシンの割り当てを解除してコンピューティングにかかるコストを節約できます。 ただしアタッチされているストレージとネットワークリソースについては、引き続き課金されます。
休止機能の活用法として、開発やテストなどに使っている仮想デスクトップのマシンについて、業務時間が終わったら休止し、翌朝使うときに再開することでコスト削減することや、大規模なメモリを搭載していて起動や初期化に時間がかかる仮想マシンを起動直後に休止させ、その状態を保存することで、必要なときに素早く起動状態を再現できるようになる、といったことが考えられます。