エポスカード、AIソリューション「PKSHA Security」で不正利用対策を強化
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エポスカードは、クレジットカードの不正使用被害の抑止を目的としてAIソリューション「PKSHA Security」を導入した。同サービスを提供するPKSHA Technologyが発表した。今回の導入でクレジットカードの不正使用に対する検知精度向上や不正使用被害の抑制が期待できるという。
PKSHA Securityは、PKSHA Technology独自の「トレンド追従型アルゴリズム」で、日々変化する不正手口のパターンを自動学習し、最新の不正手口に柔軟に対応する。これにより、従来検知できなかった不正使用を高い精度で検知し、既遂率を低減する。これまで、MUFGカード、DCカード、NICOSカードの不正使用検知システムへの導入実績がある。
エポスカードは3カ月間の概念実証(PoC)を経て、11月12日に本格稼働させた。これにより従来の不正検知システムに加え、AIによる不正検知強化が実現したという。
日本クレジット協会の調査によると、クレジットカード取引における不正使用の手法が多様化・高度化しており、2023年の不正使用被害額は、過去最高の540.9億円に達しているという。その中で、AIを活用した最新の手口への柔軟・迅速な対応が求められている。
PKSHA TechnologyではPKSHA Securityを今後さらに多様なリスクマネジメント領域に対応させる。これにより、さまざまな業界・産業への導入を進めていくとしている。