トラストハブ、トレカ取引サービス「Clove」の個別最適化に「Braze」採用

今回は「トラストハブ、トレカ取引サービス「Clove」の個別最適化に「Braze」採用」についてご紹介します。

関連ワード (データマネジメント等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 トレーディングカード売買プラットフォーム「Clove」を展開するトラストハブが、カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を採用した。同サービスを提供するBrazeが2月19日に発表した。

 2020年にサービスを開始したCloveは、「遊戯王」「ワンピース」「ポケモン」などトレーディングカードの流通売買に関するさまざまな機能を提供するプラットフォーム。ユーザー数は40万人を超え、2023年からの年間成長率は525%を超えるなど、ビジネスが急成長している。

 トレーディングカードはコレクション(希少性やデザイン)、ゲームプレイ(戦略や性能にあったカード)、そして投資(将来的な価値の上昇)といった異なる顧客のニーズに合わせたコミュニケーション戦略が必要となる。トラストハブは顧客数が増加しニーズが多様化する中で、Cloveの顧客エンゲージメントをさらに高度化させることを目指していた。

 Brazeは、カスタマーエンゲージメントプラットフォームとして、あらゆるデータソースからデータを収集・施策を実行できる。1つのプラットフォームからマルチチャネルに対応し、リアルタイムに、顧客とパーソナライズされたコミュニケーションが可能となる。またAIで仮説検証と最適化を繰り返しながら、大量配信を支援できる。これによりパーソナライゼーションの高度化を実現し、ブランドに熱狂するファンとの魅力的な関係を構築、維持できるという。

 トラストハブは、Brazeの選定理由として、マーケターがエンジニアの助けを借りることなく、独自に顧客体験を作り出せることや、アプリやウェブ、「LINE」などが統合環境で活用できることを評価し、採用に至った。また、海外展開にも対応できるインフラであることも採用のポイントになったという。

 今後同社は、Brazeを活用し、会員情報に基づく、嗜好(しこう)と傾向の把握を行いつつ、パーソナライズされた顧客体験を提供していく予定だ。

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