ワーナー製DVDの一部に劣化問題–再生不能で交換対応へ
今回は「ワーナー製DVDの一部に劣化問題–再生不能で交換対応へ」についてご紹介します。
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物理メディアはずっと使えると考えている人もいるかもしれないが、それは必ずしも真実ではない。Warner Bros.が過去に販売したDVDの一部で、再生できなくなっているものがあるという。同社も対応に動いている。
数カ月前、joblo.comのChris Bumbray氏は、古いDVDが再生できなくなっていることに気づいた。数日後に同じことが起こるまで、再生機の問題だと思っていたという。同氏はオンラインで調べたところ、2006~2008年の間に製造されたほぼWarner Bros.のDVDが、ディスクの劣化により再生できなくなっていると分かった。
この問題はDVDに限られており、Blu-ray Discでは発生していないようだ。
Bumbray氏の記事を受け、Warner Bros.は「Warner Bros. Home Entertainmentは、2006~2008年に製造された一部のDVDタイトルに影響を与える可能性のある問題を認識している」との声明を発表した。さらに、「欠陥のあるディスクを交換するために消費者と積極的に協力している」と付け加えた。
同社は、映画タイトルの交換に応じるとしているが、多くの作品が権利の移転などにより絶版となっている。そうしたケースでは、同社は「同等の価値」がある作品の提供を提案している。
この問題は新しいものではない。DVD愛好家たちは、オンラインの映画収集フォーラムやYouTubeで、Warner Bros.のDVDについて何年も前から不満を訴えていた。あるYouTubeクリエーターは、影響を受ける映画作品のリストを作成している。