オルツとVisualsyn、「人間の視覚情報をデジタル化」するスマートグラス開発に着手
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オルツは3月12日、Visualsynと業務提携し、人間の視覚情報をデジタル化するスマートグラスの開発に着手したと発表した。
Visualsynは、AIを活用したクロスリアリティー(XR)体験創出プラットフォームを提供する企業で、2024年11月に米国テキサス州オースティンで設立された。同社の「Glinda AIMI」は、アセット生成、コンテンツ編集、公開といったプロセスを統合し、ユーザー生成コンテンツ(UGC)の制作を容易にする。
オルツは「P.A.I.」(パーソナル人工知能)とAIクローンの開発を通じて、人々の非生産的な労働からの解放を目指している。同社はAI対話エンジンの開発から生まれた音声認識技術を活用し、「AI GIJIROKU」をはじめとするコミュニケーションインテリジェンス製品を提供している。また、概念実証(PoC)を通じてさまざまなビジネス課題に対応するソリューション、「altBRAIN」「CLONEdev」「altTalk」なども開発・提供している。これらの製品は、企業のDXを支援し、業務効率化や顧客エンゲージメントの向上に貢献している。
今回の提携では、オルツのP.A.I.とVisualsynの「Glinda AIMI」を融合させ、スマートグラスソリューションを共同開発する。このソリューションは、ユーザーがスマートグラスを通じて収集した視覚情報を、P.A.I.の構築に活用し、高精度3Dで記憶・再現・共有を可能にするという。
この技術は、個人の記憶の永続的な保存に貢献するだけでなく、企業のDXを加速させ、顧客とのエンゲージメントを深める効果も期待されている。