富士ソフトとABEJAが協業–AIエージェントによるソフトウェア開発の近代化を目指す
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富士ソフトとABEJAは3月25日、協業を開始したと発表した。これにより、「ABEJA Platform」のAIエージェントを利用したソフトウェア開発手法やツールの構築など、さまざまな共同開発を推進する。
ABEJA Platformは、AIの継続的なインテグレーションに必要なパイプラインを包括的に提供するAIプラットフォーム。ディープラーニングを活用するための運用サイクル「取得」「蓄積」「学習」「デプロイ」「推論・再学習」――の各工程において、必要なインフラや周辺システムなどを利用でき、特にディープラーニングの実装および運用において省力化や自動化ができる。
富士ソフトによると、ソフトウェア開発における生成AI活用の動きが進む一方、生成AI関連の開発ツールの多くが海外製で、開発文化の違いから容易に導入できない企業や、導入しても効果が得られず積極的に活用ができない企業があるという。
両社はこの課題を解決するため、日本発のAIプラットフォームであるABEJA Platformを活用した、AIファーストなソフトウェア開発手法やツールの共同開発を進める。ABEJA Platformと富士ソフトのソフトウェア開発における技術や生成AIに関するノウハウを融合させることで、従来エンジニアが担ってきた高度なソフトウェア開発業務の省力化につなげるという。
今後、生成AIやAIエージェント機能を活用した開発手法、ツールの構築など、幅広い領域で共同開発を推進し、開発プロセスのモダナイゼーションを図る。また、共同開発で得たノウハウは、テストコードの開発やテスト自動化などの関連領域での活用を目指すとしている。