多摩都市モノレール、IoTカメラソリューションを導入–既存の蛍光灯と取換可能
今回は「多摩都市モノレール、IoTカメラソリューションを導入–既存の蛍光灯と取換可能」についてご紹介します。
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多摩都市モノレールは、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)のIoTカメラソリューションを導入した。CTCが10月28日に発表した。
同ソリューションは、鉄道車両内の映像をリアルタイムに確認できるLED蛍光灯と高機能カメラが一体となっている。MOYAIのネットワークセンサー「IoTube(アイオーチューブ)」に4Gネットワーク回線のSIMカードを組み込んでおり、ネットワークを通して収集した動画のリアルタイムでの閲覧や、人工知能(AI)による短期間での動画解析を可能にする。既存の蛍光灯と取り換えるだけで車両内などの様子を撮影できるため、電気/配線工事のコストが不要で、装飾やレイアウトを崩すことなく設置できる。
CTCは、IoTube端末の導入のほか、ライブ映像と過去動画の閲覧、映像データの一次保管や端末の管理を行うクラウドサービス「THEASIGHT(テアサイト)」の開発・提供を担当している。
今後CTCは、リアルタイムに車両内の混雑状況を計測するAIや、温度、湿度、赤外線サーモグラフィー、煙検知などの各種センサー機能の利用、鉄道業界向けのインターフェースや機能の追加など、多摩都市モノレールの快適な利用環境の整備に向けて、THEASIGHTの機能を拡充するとしている。