東京ガス、内製開発チームのエンジニア採用にコーディングテストツールを導入
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東京ガスは、同社のデジタルコミュニケーションツールの開発・運営を担うCX推進部デジタルマーケティンググループのエンジニア採用にコーディングテストツール「Track Test」を導入した。同製品を提供するギブリーが1月6日に発表した。
Track Testは、プログラミングスキルをテストし、データに基づいた採用を支援するエンジニア採用プラットフォーム。オフィシャル問題の閲覧やオリジナル問題を作成する機能のほか、さまざまな問題形式に対応したオンラインエディター、自動採点機能、レビュー機能などを搭載している。また、採点された結果は自動でレポーティングされ、受験者ごとの詳細結果や平均点などを確認できる。
同部署では、家庭用ウェブページや会員制サイト、スマートフォンアプリなどの運営・開発を担っており、ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス(UI/UX)の向上などを目的に内製開発チームを組成し、アジャイル開発を実践している。
内製開発チームの新たなエンジニアの採用においては、スピード感のある開発を行うため、マネジメントスキルだけでなく、プロダクトの開発に当たり設計から実装までを自らの手でできる人材を募集。採用選考には、候補者がプログラミングのソースコードをどの程度書けるのかを確認する「スキルチェック」を必須とし、特に「より実務のプロダクト開発に近い形式でのスキルの確認ができる」ことを重視していたという。
同社はTrack Testの導入に当たり、「簡易なフロントエンドの実装など、実践的なコーディングテストが実施でき、定量的に候補者を評価できる」といった点を採用の決め手として挙げた。また、候補者の負担や所属しているエンジニアの負担を軽減するとともに、候補者のスキルをよりプロダクト開発に近い問題で計測できる点に魅力を感じたという。
同製品の導入により、候補者のIT技術力を可視化し、同社のデジタルトランスフォーメーション(DX)を担うデジタル人材採用の促進につなげるとしている。