グーグル、AIチャットボット「Bard」を一般公開–日本語にも対応

今回は「グーグル、AIチャットボット「Bard」を一般公開–日本語にも対応」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Googleは、世界中の英語ユーザーにAIチャットボット「Bard」を公開する準備を整えた。2カ月にわたるテストを経てBardは、ウェイトリストが廃止されて一般公開されることになった。

 Googleは米国時間5月10日の同社開発者会議Google I/Oで、この動きを発表した。競合する「Bing」チャットボットのウェイトリストをMicrosoftが廃止したのは、約1週間前の4日だ。同社は、Bardの英語版を180の国と地域に公開するととともに、40の言語に対応する計画の一環として、日本語と韓国語でも利用できるようにした。

 新しく出現したチャットボットの背景にある技術のいくつかを発明したのはGoogleだが、同社はチャットボットの開発においてやや後れをとっている。OpenAIの「ChatGPT」が一躍世間の注目を浴び、同社に出資していたMicrosoftは、その基盤技術である「GPT-4」を同社の検索エンジンBingに組み込んだ。

 「Googleは、これの製品化をためらっていた」と、スタンフォード大学教授でGoogleの親会社Alphabetの会長を務めるJohn Hennessy氏は、4月に語っていた。

 しかし、Googleは今、BardのプロダクトリーダーJack Krawczyk氏が「大胆かつ責任あるアプローチ」と呼ぶ、進歩と慎重さのバランスを取りながら、後れを取り戻そうとしている。同社は40言語の対応に向けて準備しているが、より注意深く進めるために、現時点では日本語と韓国語に限定したと、同氏は述べた。

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