ヤンマー、図面データ活用クラウド導入でQCDを最適化
今回は「ヤンマー、図面データ活用クラウド導入でQCDを最適化」についてご紹介します。
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ヤンマーホールディングス(ヤンマー)は、図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」を導入し、QCD(品質・コスト・納期)の最適化を目指す。提供元のキャディが発表した。
ヤンマーは、2025年度までの中期計画で「DXに対応する次世代経営基盤の構築」を推進中だ。今回の導入で、図面/購買データの最大限の活用と、データのサイロ化解消を進める。
CADDi Drawerを活用することで、類似図面検索による設計効率と品質の向上が期待できるという。データ統合によるコスト意識向上や納期短縮も目指す。検索、選定、査定、分析、情報連携、教育などの業務分野で効率化を進め、現場に根ざした「草の根DX」を推進する。このほかCADDi Drawerの活用をグループ全体へ横展開して効果の最大化を狙う。
CADDi Drawerは、蓄積された図面データの検索・活用を可能にするクラウドサービス。図面に記載された情報を自動で読み取り、構造化する。2D図面から3D類似性を判定する類似図面検索機能を搭載し、AI見積クラウド「CADDi Quote」との連携も可能だ。
ヤンマーは、CADDi Drawer導入に当たり、同社の事業会社の一社にて半年間にわたる活用検証を実施した。その結果、バリューチェーンの各部門で業務効率化の効果が認められた。