AI競争で真の勝者は米国か、中国か、欧州か

今回は「AI競争で真の勝者は米国か、中国か、欧州か」についてご紹介します。

関連ワード (ビッグデータ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 世界中の人工知能(AI)関連企業に多額の資金が投じられ、一流の研究機関から毎週のようにあらゆる種類のアルゴリズムの問題に関する論文がいくつも発表されている。国際的なAI競争が激しくなっていることは揺るぎない事実だ。しかし、その競争の先頭を走っているのは誰なのだろうか?

 米国のシンクタンクCenter for Data Innovationが発表した新しいレポートによれば、勝利しているのは欧州連合(EU)ではない。AI分野の超大国である中国、米国、EUの過去2年間の状況の進展を調べたこのレポートの結論は、EUにとっては不都合なものだと言わざるを得ないだろう。その結論は、世界的に大きくリードしている米国との差を中国が急速に縮めつつあり、EUは「引き続き後れを取りつつある」というものだ。

 今回の調査結果は、Center for Data Innovationが2019年に発表した同様のレポートの最新版で、これら3つの地域のAIに関連する6カテゴリー(人材、研究、開発、ハードウェア、導入状況、データ)の指標を集めたものだ。集められた情報の種類は、AI企業に流れ込んだ資金の金額から、AI研究者人口における各地域の研究者数の割合、スーパーコンピューターのトップ500リストに掲載されている各国のスーパーコンピューターの数まで多岐に渡っている。

 レポートによれば、最大の違いの1つは資金だ。2019年末時点で見ると、米国のAIスタートアップはベンチャーキャピタルやプライベートエクイティ企業から140億ドル以上の資金を調達しているが、この金額は中国より80億ドルも多く、EUのスタートアップが同じ年に集めた金額(32億ドル)をはるかに上回っている。

 将来の展望もそれほど明るいとは言えない。EUでAI企業が調達した資金の57%は英国企業のものだが、レポートの著者らは、ブレグジット(英国のEU離脱)の影響で今後数年間のEU各国への投資はさらに減る可能性があると予想している。

 さらに、AIスタートアップ企業に投入される資金の不足は、EUからクリエイティブな起業家が逃げ出す理由の1つになっている。例えば、ブリュッセルで起業したデータ管理企業のCollibraは数年前にニューヨークに移転した。フランスの検索企業であるAlgoliaは現在、サンフランシスコに本社を置いている。

 生データをAIで利用可能なデータベースに変換する技術を専門とするスタートアップDAITA Technologiesの創業者Pascal Marco Caversaccio氏も、世界のベンチャーキャピタルの動向に注目している。Caversaccio氏は、米ZDNetの取材に対して「AIの開発はコストがかかる作業であり、AI企業は欧州のベンチャーキャピタリストからもっと多くの資金を必要としている」と述べている。

 「もし欧州が米国や中国に後れを取りたくないのであれば、欧州のAIスタートアップに対する投資額も米国と同じ水準にしなくてはならない。さもなければ、同じ水準のイノベーションの力を生み出すのは難しいだろう。実際問題として、AI開発を動かす燃料は資金と人材であり、人材は何よりも金銭に引き付けられる」と同氏は付け加えた。

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