「Windows 11」でAndroidアプリを実行できる最小要件が明らかに
今回は「「Windows 11」でAndroidアプリを実行できる最小要件が明らかに」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
「Windows 11」を搭載するPCで、Amazonのアプリストアから多くの「Android」アプリをダウンロードして実行できるが、予想以上に費用のかかるハードウェアが必要になりそうだ。
Windows 11が動作するシステムの最小要件は、1GHz以上で2コア以上のプロセッサー(Intel、AMD、またはQualcomm Technologies製)、RAM 4GB、ストレージ64GBなどとなっている。Windows 11の要件に対応していない既存のビジネス用PCやコンシューマー向けPCも数多くある。
Windows 11でAndroidアプリを実行する場合、さらにハードルが高くなる。Windows 11のAndroidアプリ対応は、大きくアピールされていたが、10月にWindows 11の一般提供が始まった時点で、まだAndroidアプリを利用できなかった。2月に入り、Androidアプリをダウンロードできる「Amazon Appstore」のプレビュー版が、米国の「Microsoft Store」で提供開始されている。
新たなサポートページに、Windows 11でAndroidアプリを実行するための推奨要件が記載されている。
Windows 11でAndroidアプリを実行するには、Windows 11の最小RAM要件である4GBではなく8GBが必要だ。これは最小要件で、Microsoftは16GBを「推奨」している。「Surface Laptop 4」のエントリーレベルの構成であるRAM 8GBで、かろうじてクリアできるレベルだ。つまり、RAMをアップグレードするか、エントリーレベルの構成を上回る新しいPCを選ぶ必要があるかもしれない。
CPUの最小要件は、Intelの第8世代「Core i3」(最小)以上、AMD「Ryzen 3000」(最小)以上、Qualcomm「Snapdragon 8c」(最小)以上だ。
また、ソリッドステートドライブ(SSD)が必要になるほか、Windows 11で仮想マシンプラットフォームの設定を有効にする必要がある。