各事業会社による選考を導入–パナソニックが新卒採用計画を発表
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パナソニックは、2023年度における同社グループの新卒採用計画を発表した。予定している採用人数は、大学/大学院卒800人、高校/高専300人の合計1100人で、前年並みだという。
各事業で必要とされる強みや個性を有する人材の確保を目指し、各事業会社による選考を導入するとともに、各事業会社における全ての職種について内定時に初期配属を確約する。求職者の初期キャリアを約束することで、自立したキャリア形成を促す。また、選考コースや職種とのミスマッチを防ぐため、各事業会社の募集職種における具体的な仕事内容と求められる要件を採用サイトに公開している。
学問や研究などさまざまな活動に打ち込む学生もいることを考慮し、6・7月以降も学生のキャリア選択にとって十分な情報や応募機会を提供できるよう、2021年度新卒採用から「通年採用」を本格化した。この取り組みは、2023年度新卒採用でも継続する。
パナソニックは「ものをつくる前に、人をつくる」という考え方に基づき、学生が年次にとらわれるなくなく個人に適したタイミングで将来について考え、社会人との関わりの中で成長するきっかけづくりに注力する。従来から行っている大学との共同研究やインターンシップだけでなく、大学キャンパス内でのインターンシップや授業などの産学連携活動を加え、引き続き人材育成に取り組む。
また新型コロナウイルス感染拡大防止の観点で、引き続き2023年度新卒採用も各種セミナーと面接を全てオンラインで実施することを予定している。オンラインの環境下で、同社を理解してもらう機会を確保するため、従業員一人ひとりの思いや働くことをテーマにしたオンラインコンテンツを拡充する。