熊谷組、ERPシステムを外資系から国産に変更
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建設大手の熊谷組が、統合基幹業務システム(ERP)を外資系製品からワークスアプリケーションズ・グループのパッケージ製品「HUE ACシリーズ」に変更した。ワークスアプリケーションズが発表した。
ワークスアプリケーションズによると、熊谷組は1999年から外資系ERPを使用してきたが、非常に高額な保守サポート費用で、サポート対象も標準機能に限定されていること、また、問い合わせへの応答も遅かったことから、第三者保守サービスを利用したという。これにより次期ERPを、時間をかけて検討でき、これら課題の解決と建設業界で必要な機能を満たすものとして財務会計・管理会計・資産管理のHUE ACシリーズを選定したという。
採用理由は、HUE ACシリーズが財務会計や管理会計、固定資産の管理業務で必要な機能をカスタマイズやアドオン開発を行うことなく利用できることや、使いやすいデザイン、共同編集機能やコメント機能を搭載している点だったとしている。仕訳データを集約して自由度の高い分析も行え、多様はレポート作成のテンプレートをそろえている点も評価したとする。
HUE ACシリーズへの変更について熊谷組 DX推進部は、「『2025年の崖』で指摘されるようにシステムの老朽化やデジタルトランスフォーメーション(DX)人材の確保が課題だった。現行システムで第三者保守サービスを利用しつつ次期基幹システムを模索する中、機能性とユーザビリティーの高さ、顧客ニーズを踏まえて機能拡充を続けていく開発コンセプトを評価した」とコメントしている。