SCSK、女優の今田美桜を“可能性推進部長”に任命–さらなる飛躍目指す
今回は「SCSK、女優の今田美桜を“可能性推進部長”に任命–さらなる飛躍目指す」についてご紹介します。
関連ワード (経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
SCSKは4月27日から、女優の今田美桜さんを起用したテレビCM「Suits」編を関東・関西・中部エリアで放送する。放送に当たり同社は26日、CM発表会を開催した。
SCSKは、50年以上にわたって法人向けITサービスを提供し、8000社以上の顧客の課題を解決してきた。グループ全体の売上高は約4000億円、従業員数は約1万5000人に上る。同社が2020年に策定した「グランドデザイン2030」では、2030年に「共創ITカンパニー」の実現と「売上高1兆円」を目指すと宣言。この目標を実現するには、企業ブランドの価値向上が不可欠だが、SCSKは世の中全体で見るとまだ知名度が高いとは言えないと同社は説明する。そこで自社の大幅な知名度アップに向けて、今回テレビCMの放送に至ったという。
発表会に登壇した執行役員 社長 最高執行責任者の當麻隆昭氏は「われわれはITでさまざまな顧客の課題を解決して成長してきたが、今後はお客さまの業界やその先に存在する社会や個人、一人一人に必要とされ、役立つ事業を提供する企業グループへと飛躍していきたい」と展望を語った。
CMでは、「無いぞ、知名度。SCSK」「あるぞ、ITの可能性」というキャッチコピーを打ち出し、SCSKに知名度がないことをあえて伝えるとともに、自社事業の明るい未来をアピールしている。これにより同社は、まずは一人でも多くの人に「SCSKはIT企業」ということを認知してもらうことを図る。
このコピーをCMで表現するためSCSKは、多数のドラマや映画に出演し、女優として「大きな可能性に満ちている」という今田美桜さんをCMキャラクターに起用した。CMで今田さんは、ネクタイとパンツスーツ、オールバックの一つ結びといういでたちで、コピーを歌うように口ずさみながらクールなウォーキングを披露している。
発表会には、今田美桜さんもCMと同様のスタイルで登場。當麻氏はSCSKの可能性を発信するミッションを担ってほしいという思いから、今田さんを“可能性推進部長”に任命した。當麻氏は「当社で一番若く、フレッシュな部長が誕生した。これからは当社のITの可能性を最大限引き出してもらいたい」とエールを送った。一方今田さんは「今、テレビドラマで新入社員の役を演じているのですが、まさかの部長になりました」と喜びの表情を見せた。
可能性推進部長の“初仕事”として今田美桜さんは、SCSKのキャッチコピーにちなんで、「今の自分には無いけれども身に付けたいこと」と「自信を持っていること、可能性を感じること」についてそれぞれ発表した。手元のフリップには、「無いぞ、『対応力』。今田美桜」「あるぞ、『継続力』の可能性。今田美桜」と記されていた。
これから身に付けたい「対応力」について、今田さんは「今回のCM撮影の時も、監督に『ちょっとリズムを変えてみて』などと言われると『どうしよう!』とパニックになってしまったり(笑)。そういう対応力、欲しいなと思います」と説明した。
一方、可能性が見られる「継続力」については、「最近編み物を始めて、ハマりそうな予感がしています。私はかなり飽き性で、なかなか続くことがないのですが、もしかしたら続けられて趣味にできるかもしれないと思って、『継続力の可能性』としました。まだ3日目なんですけど(笑)」とのこと。編み物では、「いきなり大作なのですが、ブランケットを今作っています」と教えてくれた。