センコーグループ、出張・経費管理SaaSを採用–改正電帳法対応で業務を標準化・スリム化
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総合物流のセンコーグループホールディングスは、グループ間接費管理基盤として出張・経費管理SaaS「SAP Concur」を採用した。サービスを提供するコンカーが5月13日に発表した。
センコーグループの経理事務業務では、戦略会計システムの導入から約20年が経過するものの、紙による明細の作成や複数の管理部門によるハンコ承認などのアナログ業務が一部継続されてきた。同グループでは、昨今の働き方改革をはじめとする世相の変化に対応すべく、グループ全体に波及効果が見込めるデジタル変革(DX)施策を策定した。
その第一弾として、2021年10月にSAP Concurソリューションを稼働させ、「旅費・経費精算業務改革」を進めている。
具体的には、改正電子帳簿保存法に対応した領収書などのデジタル保存で、ペーパーレス化と経費精算業務の標準化・スリム化に向けて取り組んでいる。データを分析・可視化することでグループのガバナンス強化も目指している。
2021年10月の段階でグループ内53社、2022年2月には20社で利用を開始しており、今後は国内グループ各社にも順次展開する予定だという。