味の素、SAP Aribaソリューションで間接材の調達購買業務を最適化
今回は「味の素、SAP Aribaソリューションで間接材の調達購買業務を最適化」についてご紹介します。
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味の素は、間接材の調達購買業務を最適化するクラウド基盤として「SAP Ariba Buying and Invoicing」を2021年に稼働させるとともに、サプライヤーからの調達戦略強化に向けて「SAP Strategic Sourcing Suite」を2022年4月に稼働させた。SAPジャパンが5月26日に発表した。同プロジェクトの導入は、アクセンチュアとSAPジャパンが支援した。
味の素グループは、創業以来一貫して事業を通じた社会課題の解決に取り組み、社会や地域と共有できる価値を創造することで経済価値を向上させ、成長につなげる「ASV(Ajinomoto Group Shared Value)経営」を推進している。その中で同社は、2030年には「食と健康の課題解決企業」に生まれ変わることを目指し、全社のオペレーション変革に取り組んでいる。
その一環として、同社はアクセンチュアと共同で味の素デジタルビジネスパートナー(ADP)を設立し、人事、総務、広報、調達などのコーポレート組織におけるオペレーション業務の集約とコスト削減を目指している。また、統一されたグローバル調達モデルを構築・導入することが不可欠であるとし、クラウド調達システムであるSAP Aribaソリューションの採用を決めた。
味の素は、ADPにおけるAribaソリューションの活用により、間接材の調達購買業務の標準化に加え、調達ガバナンスの強化と支出の可視化に取り組む。今後は、さらなるグローバル調達購買業務の最適化を目指し、味の素グループ会社やサプライヤーへSAP Aribaソリューションを展開することを見据えている。